
星降る空、暁を待つ
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『星降る空、暁を待つ』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約383字
白鳥心羽(しらとり みう)は、膵臓癌の診断を受けた日、夫・白鳥響矢(しらとり きょうや)が篠崎和奏(しのざき わかな)の足に両手を添えているのがぼんやりと見えた。
余命わずか三か月と宣告され、心羽は治療への意欲を失ってしまう。
八年前、響矢は心羽を救うために自らの視力を犠牲にした。
そして今、心羽は人生最後の時間に、彼に視力を取り戻させる決意をする。
響矢が光を取り戻した朝、心羽にとっては人生最後の日の出となった。
全てを知った響矢は激しい後悔と狂気に駆られ、取り戻したばかりの両目を自ら抉り取り、炎に包まれながらこう言った――
「心羽、もし来世があるなら、俺には二度と会わないでくれ」
【白鳥さん、もう一度確認させてください。本当に治療を放棄すると決めたんですね?】
白鳥心羽(しらとり みう)は一瞬言葉を詰まらせ、スマホの画面を素早くタップした。
【ええ、もう治療はしないわ】
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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