
10年の青春恋愛劇。妻の私はただの脇役だった
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『10年の青春恋愛劇。妻の私はただの脇役だった』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約469字
高校時代の友人が結婚する前夜、花嫁の高橋里香(たかはし りか)が結婚祝いのパーティーで王様ゲームをしようと提案した。
王様になった里香は、「1番と3番は全員の前でキスをする」と言い出した。
潔癖症の夫、千葉颯太(ちば そうた)は、手にした「1」と書かれたくじを見て眉間にしわを寄せた。
私は席から立ち上がり、なんとか颯太を助けようと言葉を探した。
次の瞬間、向かいの席にいた御手洗凛(みたらい りん)が「3」と書かれたくじをみんなに見せながら、控えめな声で颯太に尋ねた。彼女は高校時代、誰もが憧れた高嶺の花だった。
「いいかな?」
颯太は凛を見ると、表情が柔らかくなり、迷うことなく答えた。
「ああ」
会場は一気に沸き立ち、周囲から囃し立てる声が飛び交った。
「颯太、余裕があるね。さすが成績トップだっただけのことはあるわ」
「早く録画しなきゃ!昔からお似合いの二人が、こうしてまた繋がるなんて、運命じゃないか?」
凛は顔を赤らめ、恥ずかしそうに颯太に近づいた。
颯太は笑ったまま、拒もうとしなかった。
私はその場に立ち、二人が口づけを交わす様子を静かに見ていた。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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