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金目当てとされた妻、7年遅れで悔やむ夫

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『金目当てとされた妻、7年遅れで悔やむ夫』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約557字

彼の母親に、「朔也の前から消えてくれたら、あの子を家に戻して、跡を継がせるわ」と言われたからだ。

私は朔也の前から姿を消した。その後、自分が妊娠していることに気づいた。誰にも頼らず、一人で子どもを産んだ。

5年後、朔也は灰原グループの社長として名を馳せていた。

そんなある日、彼は突然私の前に現れた。そして、私と息子・灰原海人(はいばら かいと)をそのまま灰原家へ連れ帰り、その日のうちに私と結婚した。

けれど新婚初夜、朔也は私のあごを乱暴につかみ、嫌悪に満ちた目で私を見つめる。

「金がなくなった途端に俺を捨てたくせに、今度はどこの馬の骨ともわからないガキまで連れてきたのか。俺を騙して、金をせびるつもりか?」

DNA鑑定を3回繰り返し、ようやく海人が自分の息子だと認めた。

それでも朔也は、私が海人を産んだのは、彼が再起する日を待つためだったと思い込んでいた。

グラスを揺らしながら、冷たい笑みを浮かべる。

「今日から、俺の金に手を出すな。1円たりとも使わせない」

そう言って、私に雑巾を投げつける。

「金が欲しいなら、働け」

それからの私は、灰原家の家事をすべて一人で引き受けた。その代わりに与えられるのは、月10万円の生活費だけだった。

一方、朔也の周りには次から次へと新しい女が現れ、彼はその女たちに惜しげもなく大金を使っていた。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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