
転生した後、夫の初恋の出産介助なんて引き受けない
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『転生した後、夫の初恋の出産介助なんて引き受けない』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約486字
結婚七周年の日、夫は急な予定を理由に約束をすっぽかし、私は病院の産婦人科へ戻って残業することにした。
真夜中、救急に運ばれてきたのは、取り乱したひとりの妊婦だった。妊娠後期の激しい性行為が原因で早産となり、さらに大量出血まで起こしていた。
だが、彼女は助からず、手術台の上で息を引き取った。手術室を出て家族に結果を告げようとした私が目にしたのは、本来フランスへ出張しているはずの夫だった。
夫は早産で生まれた子を抱き、私を指さして怒鳴った。
「お前は今まであれだけの人を助けてきたくせに、どうしてよりによって美玲を死なせた!最低な女め、お前に医者を名乗る資格はない!」
夫は、私が水沢美玲(みずさわ みれい)に嫉妬してわざと手術を失敗させたと思い込み、私を裁判にかけた。私は医師免許を剥奪され、服役の末、獄中でひどい仕打ちを受け命を落とした。
だが次に目を覚ましたとき、私は美玲が破水して病院に運ばれてきたあの日へと戻っていた。
美玲はその場にひざまずき、泣きながら私にすがってくる。
「あなたがこの病院でいちばん腕のいい先生だと聞きました。お願いです、私とこの子を助けてください……!」
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
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