
記憶を捨てた私は元婚約者の親友に溺愛される
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『記憶を捨てた私は元婚約者の親友に溺愛される』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約488字
「桜井様、こちらは記憶置換センターでご予約いただいたサービスの同意書です。実行日は2週間後の結婚式当日、方法は記憶催眠、対象者はご本人様でお間違いありません。こちらにご署名ください」
桜井梨花(さくらい りか)は頷き、書類の最後のページに迷いなく署名した。
繁華街を歩きながら、梨花は一人で家へ向かっていた。大通りの向かいにある巨大ビジョンでは、経済チャンネルが氷室凌真(ひむろ りょうま)のインタビューを流していた。
映像の中の彼は、仕立ての良い黒いスーツに身を包み、誰もが息をのむほど洗練されていた。
北央の名士たちの頂点に立つ彼は、「ストイックな男」として知られる一方で、3か月連続で「世界中の女性が抱かれたい男ランキング」の1位に君臨していた。
梨花と7年にわたって人知れず交際してきた彼が、まさかカメラの前で突然、結婚を発表するとは誰も思っていなかった。
たちまちスタジオ中から息をのむ声が上がり、プロ意識の高い女性司会者でさえ、驚きに目を丸くして尋ねた。
「3年前に芸能界を引退した、あのトップ女優の桜井さんですか?」
凌真は笑顔で頷き、カメラに向かって愛情たっぷりに語りかけた。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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