
ルームメイトが寮で料理をしていて、火事で人を亡くした
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『ルームメイトが寮で料理をしていて、火事で人を亡くした』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約461字
ルームメイトの中島夏美はいつも寮で高出力の電化製品を使って料理をしていた。
私は親切心で、そんなことをしていると火事の可能性が大きくなるし、学校に見つかれば処罰されると彼女に注意した。
ところが、夏美は「余計なことをしないで」と私に罵声を浴びせた。
その日のうちに、電気炊飯器が火を起こし、同じ部屋にいたお嬢様が焼死した。
学校の責任追及の際、夏美ともう一人のルームメイトが私に全ての責任を押し付けた。
私は退学処分を受け、ネットで中傷され、さらにはそのお嬢様の彼氏からの報復も受けた。
家族全員、生きたまま火葬場の炉に投げ込まれてしまった。
次に目を開けた時、私は夏美が古びた電気炊飯器で料理をしていたあの日に戻っていた。
部屋の隅にある古びた炊飯器から、白い湯気が立ち上っている。
夏美は井上星雅と「どこで買い物しようか」と話し合っているところだった。
懐かしい光景を目にし、少しぼんやりしていた。
「河野陽甜、私たちはこれから市場に行くけど、お前、炊飯器に手を出したら、この学期、評価点は一切加えないから」
夏美の脅しに思わず背筋が凍った。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
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