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流れ星よ、この願いを君に届けて

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『流れ星よ、この願いを君に届けて』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約428字

卒業旅行の夜、クラス委員長の高橋健(たかはし たけし)がくじ引きで部屋割りを決めようと提案した。

「誰と相部屋になるかは運命次第だぞ!男女関係なく、同じ番号を引いたやつ同士でペアな。ドキドキして最高じゃん!」

大学の四年間、そのうちの三年を私は瀬崎涼真(せざき りょうま)と付き合ってきた。そのことを、周りの誰も知らない。

私は段ボール箱に手を突っ込み、ボールをひとつ掴み取ってペアの発表を待った。

涼真の番が来て、彼が引いたのは「7番」だった。

健が、ひときわ大きな声を上げた。

「7号室のもうひとりは――白石莉桜(しらいしりお)!」

涼真がかつて猛アタックしていた女の子が、みるみるうちに頬を赤く染めた。

その場が一斉に沸き立った。運命の赤い糸だと、みんなが口々にはやし立てる。

声を上げなかったのは、私だけだった。

ゲームが始まる前、健が涼真にこっそり耳打ちしていたのを聞いていたのも、私だけだ。

「目印のついてるボールを探せ。お前と莉桜用に、わざと仕込んでおいたからな」

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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