
私との休暇に、秘書を優先する夫なんか捨ててやる
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『私との休暇に、秘書を優先する夫なんか捨ててやる』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約576字
【うちの社長、この前の連休は一緒にお月見をして、今回の連休は一緒に海に来てくれた。次の連休は、どこについて来てもらおうかな。みんな、映える場所教えて!ちなみにうちの社長、かっこよすぎ】
コメント欄もかなり盛り上がっていた。
私は画面を見つめ、冷静にこう書き込む。【役所がいいんじゃない?写真も撮れるし、入籍もできるから】
私がそんな投稿をすると、事情を知る同僚たちが、私が湊と大喧嘩するんじゃないかと勝手に心配して連絡してきた。
すると、私が連絡する前に、先に湊から電話がかかってきた。彼は呆れた声でこう言った。
「こんな些細なことで、いちいち騒ぎ立てやがって。一緒に日光浴くらい何なんだ?出張先で息抜きしちゃいけないのかよ?
ただお前と旅行に行けなかっただけだろ?それなのに、大げさすぎ。今すぐさっきのコメントを消せ。睦月がみんなにどう思われるか……
そもそも、俺たちはもう入籍してるんだから、これから一緒に過ごせる休日なんて腐るほどある。次の休みは付き合ってやるからさ」
この言葉、今までにどれだけ聞いただろう。私は皮肉な笑みを浮かべた。
次なんてもうないのに。
連休が終われば、離婚届受理証明書が手元に届くのだから。
大型連休、私は夫の谷口湊(たにぐち みなと)と旅行に行く予定だった。しかし、湊は今回も急に地方出張が入ったと言い、私との約束を直前になって反故にした。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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