
しきたりを盾に、危篤の父に会わせないクズ夫
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『しきたりを盾に、危篤の父に会わせないクズ夫』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約307字
御堂家は掟が厳しく、毎月1日は必ず先祖の供養を行う。
御堂家に嫁いで2年、篠原穂波(しのはら ほなみ)は毎月この日になると、夜も明けないうちに起き出していた。
手を清めて香を焚き、お供え物をして、仏壇の掃除をする。今まで一度も失敗したことはなかった。
誰もが彼女を御堂家の良い嫁だと言い、しきたりを重んじ、分をわきまえていると口を揃えて褒め称えた。
しかし今回の供養が終わった後、穂波は義母・御堂芙美子(みどう ふみこ)の部屋を訪れ、離婚の承諾を求めた。
芙美子は眉をひそめた。「何ですって?私が仏間で正座させたからって、冬凌と離婚するというのですか?忘れないで頂戴。この結婚は、2年前にあなたが自分から望んだことでしょう」
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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