
祖父の命令で夫選び、私は宿敵を選んだ
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『祖父の命令で夫選び、私は宿敵を選んだ』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約479字
私は幼なじみの石持英樹(いしもち ひでき)と一緒に交通事故に遭い、次に目を覚ましたとき――
長年愛し合ってきた英樹が記憶を失ってしまった。
そして私はかすり傷ひとつないのに、体の中には何年も前に亡くなった祖母・花田歩美(はなだ あゆみ)の魂が入り込んだ。
「このガキ……また記憶を失ったって言い訳で、うちの可愛い菫を騙そうとして!私がこの世にいれば、あいつの足の骨の一本や二本、叩き折ってやるわ!」
私はぽかんと目を見開いた。
歩美の声は、なおも頭の中で怒鳴り続けている。
「前世で、うちの菫は英樹にさんざん苦しめられたんよ。
何年もろくでもない日々を過ごし、心臓病で死にかけてたのに、あいつは小雲安奈(おぐも あんな)と誕生日祝いでキャッキャして……腹立つわ!
菫よ。今回、おじいちゃんが縁談を選んでくれるとき、英樹だけは絶対にダメよ。川連涼太(かわつれ りょうた)を選びなさい。あの子は信頼できるわ!」
次の瞬間、本当に祖父の花田光夫(はなだ みつお)と数人の年長者たちが病室に入ってきて、四大名家の跡継ぎの写真を私の前にずらりと並べ、「夫にする相手を一人選べ」と言った。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
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