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春を迎えぬ冬

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『春を迎えぬ冬』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

第1話から読む公式アプリで続きを読む

冒頭試し読み第1話より・約304字

「椿宮さん、本当に全ての身分情報を削除してよろしいのですね?手続きを完了すると、あなたという存在が世の中から完全に消えます。誰もあなたを見つけることはできません」

椿宮千夏(つばきのみや ちなつ)は少し黙り込んだ後、確固たる意志を持ってうなずいた。

「ええ、誰にも私を見つけられないようにしたいんです」

電話の向こう側の声が一瞬驚いたような響きを見せたが、すぐに答えが返ってきた。

「かしこまりました。手続きはおおよそ半月ほどで完了しますので、少々お待ちください」

電話を切ると、千夏はスマホを取り出し、半月後に出発するF国行きのチケットを手配した。

その時、テレビではちょうど蒼月グループの記者会見が再放送されていた。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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