
彼が私のビザ申請書類を抜き取った夜、私は別れる決意をした
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『彼が私のビザ申請書類を抜き取った夜、私は別れる決意をした』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約457字
実家が没落して奥山家に居候するようになってから、奥山蒼真(おくやま そうま)は一度も私・栗原凪(くりはら なぎ)をまともに見ようとはしなかった。
だが、留学申請の前日、蒼真は珍しく私の代わりに必要な書類をまとめてくれた。
別れを惜しんで目を赤くした私は、準備を終えると、お礼を言おうと蒼真の書斎のドアを開けた。
すると、中にいた蒼真は足を組みながら、電話の向こう側の相手に笑いかけていた。
「安心しろ。あいつの大事な書類を2つ、わざと入れなかったから。
確実に落ちるはず。そうすれば、お前の枠が空くからな」
入り口で立ち尽くす私と蒼真の視線が合う。
蒼真は面倒くさそうに電話を切った。
「盗み聞きか?
お前の英語じゃ、行っても恥をかくだけだろ?
だから、梨花(りか)に枠を譲れ。あいつが行った方がいいんだから」
大雨の中で私の手を取って「怖がらなくていい。俺が一生養ってやるから」とまで、言ってくれた人なのに、今では私の未来の邪魔をしてくる。
その日、私は涙を拭った。
徹夜で足りない書類を補い、夜が明けると、始発の電車で大使館へ向かった。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
□の付いた第1〜3話はこのサイトで読めます。鍵の付いた第4話からは公式アプリでの配信です。章をタップすると、アプリでの続きの読み方をご案内します。
- 第1話試し読み
- 第2話試し読み
- 第3話試し読み
- 第4話アプリで読む
- 第5話アプリで読む
- 第6話アプリで読む
- 第7話アプリで読む
- 第8話アプリで読む
- 第9話アプリで読む
- 第10話アプリで読む
- 第11話アプリで読む
- 第12話アプリで読む
- 第13話アプリで読む
- 第14話アプリで読む
- 第15話アプリで読む
- 第16話から先は公式アプリで読めます。章の一覧もアプリ内でご確認ください。
関連作品
よくある質問
- 『彼が私のビザ申請書類を抜き取った夜、私は別れる決意をした』は何話まで試し読みできますか?
- 当サイトでは第1話から第3話まで、全3話を試し読みできます。横書き・縦書きを切り替えて読めます。
- 第4話以降はどこで読めますか?
- 第4話からは公式アプリでお読みください。アプリをインストールしてアプリ用コード「T71952」を入力すると、この作品がそのまま開きます。
- 『彼が私のビザ申請書類を抜き取った夜、私は別れる決意をした』は日本語ですか?
- はい。当サイトに掲載している作品情報と試し読みの3話は日本語版です。
- 試し読みは縦書きでも読めますか?
- はい。章ページ右上の「設定」から縦書き・横書きを切り替えられます。文字サイズ、行間、明朝・ゴシック、背景の色(和紙・夜・目にやさしい)も選べ、設定はこの端末に保存されます。
当サイトに掲載しているのは、試し読みの章と作品情報だけです。作品の全文は公式アプリでお楽しみください。







