
婚約者が新居を幼馴染に譲った件
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『婚約者が新居を幼馴染に譲った件』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約527字
結婚式の前夜。
婚約者の周防彰(すおう あきら)は、私たちが一緒に爪に火を灯すようにして貯金し、ようやく購入したマイホームを、彼の幼馴染への誕生日プレゼントとして贈ってしまった。
「女の子は自分だけの城を持ってこそ、心に余裕が生まれるものだ」と。
幼馴染の古川佳奈(ふるかわ かな)は感動し、彼の頬にキスをした。
私は背を向け、その場を後にした。
マイホームがなくなった以上、結婚式を挙げる意味もない。
結婚式の前夜。
婚約者の周防彰(すおう あきら)は、私たちが一緒に爪に火を灯すようにして貯金し、ようやく購入したマイホームを、彼の幼馴染への誕生日プレゼントとして贈ってしまった。
「女の子は自分だけの城を持ってこそ、心に余裕が生まれるものだ」と。
幼馴染の古川佳奈(ふるかわ かな)は感動し、彼の頬にキスをした。
私・鈴村澪(すずむら みお)は背を向け、その場を後にした。
マイホームがなくなった以上、結婚式を挙げる意味もない。
……
「澪さん、ちょっと待って!
今日は私の誕生日なのに、プレゼントを贈らないの?」
佳奈が背後から声をかけてきた。
手ぶらで来た私を見て、個室にいた他の連中は軽蔑の眼差しを向け、タダ飯食らいだとヒソヒソとささやき合う。
彰は気まずそうな顔で私を叱った。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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