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どんな生活費の申請も夫の秘書に却下される件

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『どんな生活費の申請も夫の秘書に却下される件』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約486字

夫の久世怜司(くぜ れいじ)は、私、西原紗月(にしはら さつき)が生活費が楽に手に入りすぎていると言い、生活費の申請に優先順位をつけるようになった。

その優先順位は色で名付けられていた。赤は最優先、黄は通常、青は却下。

お金が必要なら、まず申請する。それを審査するのは、彼の秘書、相川瑠奈(あいかわ るな)だった。

結婚は慈善事業じゃない。妻だからこそルールを守れ、と彼は言った。

胃腸炎で3日間入院したときも、返事は青。領収書がなければ承認できないという。

母、西原志乃(にしはら しの)への誕生日プレゼントも青。予算は1000円。

妊娠して腰がつらくなり、ロボット掃除機が欲しいと頼んだときも青。却下された。

やがて妊娠後期に入り、医師から早産の可能性があるので、早めに備えるようにと言われた。

私はいつものように申請を出した。

2分後、瑠奈から返事が届く。

【青、申請却下】

もう我慢できず、会社へ向かった。

すると、怜司のオフィスから瑠奈が出てきた。その手首で光るブレスレットに目を奪われる。

見覚えのある品だった。1週間前、怜司の通販サイトのカートに入っていた、56万円のブレスレットだ。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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