
お粥をくれた夫にさようなら
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『お粥をくれた夫にさようなら』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約483字
会社で20億のプロジェクトをまとめた後、ボーナス600万を手にして、新車に乗り換えようとしていたところだった。
社長である夫の宗像研人(むなかた あきと)が、みすぼらしい粥の入ったどんぶりと、【ボーナス0円】と書いている給与明細を持って、私、須藤安奈(すどう あんな)の前に現れた。
「すまない、安奈。会社の赤字が本当に深刻でね。僕の手作りのお粥を君がプロジェクトをまとめたご褒美にしよう。資金繰りが戻り次第、必ず新車を贈るから、ね」
ところがすぐに、研人の後輩である女性、紀野愛雲(きの あいも)のSNSを見て、いつもはケチな研人が彼女に6000万のボーナスを特別に承認し、さらに4000万のBMWの新車を贈ったことを知った。
【業績が良くなくても、先輩が私を思いっきり甘やかしてくれるもん】
お金がないのは、ただ研人が私のために金を使いたくないだけの嘘だった。
私は騒がず、黙って彼女の投稿にいいねとコメントを残した。
【末永くお幸せに】
間もなく、研人から電話がかかり、焦った様子で言った。
「変に思わないでくれ。愛雲の母親が癌でね、同窓のよしみで特別にボーナスを承認したんだ。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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