
100回目の婚約披露宴:彼氏は私を置き去りにする
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『100回目の婚約披露宴:彼氏は私を置き去りにする』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約542字
100回目となる婚約披露宴。それだというのに、神崎湊(かんざき みなと)はまたしても、迷うことなく私を置き去りにした。
交際して七年。これまでの99回の婚約でも、彼は「幼馴染がまだ結婚していないから、約束を破るわけにはいかない」と言い続けてきた。
私は手の中にある指輪を握りしめ、初めて彼に問いかけた。
「じゃあ、白川琴音(しらかわ ことね)が一生結婚しなかったら、あなたも一生彼女に付き添うつもりなの?
私はどうなるの?私のことは何だと思っているの?」
湊は瞬く間に顔色を曇らせ、私の手から指輪をひったくると、窓の外へと投げ捨てた。
「琴音とは子供の頃から、一緒に結婚しようって約束してたんだ。彼女を一人残していくなんてできるわけないだろ!
それに、一ノ瀬雫(いちのせ しずく)。お前は紙切れ一枚にそこまでこだわるのか?俺たち、七年も一緒にいるんだ。その紙があろうがなかろうが、同じことじゃないか」
100回目となる婚約披露宴。それだというのに、神崎湊(かんざき みなと)はまたしても、迷うことなく私を置き去りにした。
交際して七年。これまでの99回の婚約でも、彼は「幼馴染がまだ結婚していないから、約束を破るわけにはいかない」と言い続けてきた。
私は手の中にある指輪を握りしめ、初めて彼に問いかけた。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
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