私が早産した日、夫は元カノと海外にいた
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『私が早産した日、夫は元カノと海外にいた』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約452字
私の名前は白井夏帆(しらい かほ)。娘を産んだとき、夫の白井悠(しらい ゆう)は篠原美里(しのはら みさと)の出張に付き添ってヨーロッパにいた。
悠が帰国したのは、娘が生まれてから五日後のことだった。
悠は保育器から娘の白井安奈(しらい あんな)をそっと抱き上げ、申し訳なさそうに私を見つめた。
それ以来、悠は毎日のように育児について調べ、ベビーシッターを探し、産後の私の回復具合まで細かく気にかけるようになった。
夜中に安奈が目を覚まして泣き出すたび、悠は真っ先に飛び起き、安奈を抱き上げて背中を優しくトントンと叩きながらあやしてくれた。
それなのに私は、次第に悠を避けるようになり、何かと理由をつけて別の寝室に移った。
ある日、親友の鳴海遥(なるみ はるか)が会いに来て、小さな安奈をそっと抱きながら言った。
「あの日は本当に生きた心地がしなかったよ。急に転んで早産になっちゃうし、悠さんに何度電話しても出てくれないし……
でも、悠さんも帰ってきたし、今はいいパパになろうって頑張ってくれてるんだから、よかったよね」
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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