
娘誕生日、母の私が入替え国家組織へ
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『娘誕生日、母の私が入替え国家組織へ』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約491字
娘の誕生日だった。
彼女はわざと、みんなの前で言った。「ママはくたびれた顔のおばさんなんだから、ケーキは食べなくていいよ。これ、パパがすごく高いのを買ったんだもん」
胸の奥が、すとんと沈んだ。
振り向くと、娘は一番大きなケーキを皿にのせ、家庭教師に差し出していた。
「小山ママ、このケーキのイチゴ、すごく甘いの。早く食べて」
夫は私の居心地の悪さなど気にも留めず、笑いながら娘と家庭教師の頬にクリームを少し塗った。
「長生きして、元気でいられますように」
三人が楽しそうに笑い合う姿は甘くて幸せそのものに見えた。
その瞬間、私はすべてを諦めた。
そして私の先生に電話をかけ、国の極秘プロジェクトに参加することを選んだ。
この人たちのために夢を捨てるなんて、あまりにも割に合わなかった。
娘の誕生日だった。
彼女はわざと、みんなの前で言った。「ママはくたびれた顔のおばさんなんだから、ケーキは食べなくていいよ。これ、父さんがすごく高いのを買ったんだもん」
胸の奥が、すとんと沈んだ。
振り向くと、娘は一番大きなケーキを皿にのせ、家庭教師に差し出していた。
「小山ママ、このケーキのイチゴ、すごく甘いの。早く食べて」
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
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