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君への三通目の手紙は、遺書だった

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『君への三通目の手紙は、遺書だった』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約347字

なのに運命のいたずらか、あの年、名家同士の政略結婚の適齢者は、この二人しか残っていなかった。

「俺は死んでも、お前なんかと結婚しない」和人は堂々とそう宣言した。

すると佳凜は、にやりと笑って言い放った。「へぇ、じゃあ私、絶対にあなたと結婚するわ。さっさと死んでちょうだい」

そして迎えた結婚式当日。

和人は、なんと式場に数十羽のニワトリを放ち、佳凜に恥をかかせようとした。

けれど佳凜は無表情のまま、その中の一羽をつかみ上げて、さらりと「ねぇ、あなた」と呼びかける。

その瞬間、和人は、いたずら心がすっと引いていった。

彼女がどうしても自分と結婚しようとする姿を見て、和人は嘲るように言った。

「お前、後悔するぞ」

結婚して三年。佳凜は、これで99回目、和人の不倫現場を押さえた。

そのとき、初めて本当に理解した。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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