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南風の吹く夕暮れに、さよなら

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『南風の吹く夕暮れに、さよなら』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約314字

大学入試が終わったあとのクラス会で、私たちは試験前に自分宛てに書いた手紙を、順番に読み上げていた。

高瀬怜司(たかせ れいじ)の番になると、彼は言った。

「僕が書いたのは、ラブレターなんだ」

思わず顔が熱くなり、私はうつむいた。入試が終わったら付き合おうと、彼は私に言ってくれたから。

みんなが一斉にはやし立てた。誰もが憧れる彼の心を射止めたのは、いったい誰なのか。

「絶対、紗絵でしょ。クラス一の美人だし、前からお似合いだと思ってたんだよね」

「私もそう思う!紗絵、怜司が理想のタイプだって言ってたし!」

「怜司、早く読んでよ。みんなで祝ってあげるからさ」

白石紗絵(しらいし さえ)は両手で顔を覆っていた。耳の付け根が、ほんのり赤くなった。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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よくある質問

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