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パーティーで死にかけている

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『パーティーで死にかけている』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約560字

それを口にした途端、心拍数は急激に跳ね上がり、心臓を締め付けられるような激痛が何度も襲ってきた。

慌てて唯一持っている救急薬を取り出したが、薬を飲むための水は高濃度のレモネードにすり替えられている。

それを一気に飲み干した瞬間、私の顔から血の気が引き、ついに耐えきれずその場に崩れ落ちた。

「レモネードにはビタミンCがたっぷりで、酔い覚ましにも健康にもいいんでしょ?」

シャーロットはこれ以上ないほどおかしそうに笑い、腕を組んで私の婚約者、ロールストーンギャングのボスを見やった。

「イーサン、あなたの婚約者はさすが女優ね。本当に演技が上手いわ。

私は長年医者をしてきたんだけど、シャンパンとレモネードを少し飲んだだけで、そんなに苦しむ人なんて見たことないわ」

私は血が滲むほど唇を噛みしめ、苦しさで溢れそうになる涙をこらえながら、目の前に立つイーサンのズボンの裾を掴んだ。

「お願い……救急車を呼んで。私、もうダメなの……」

イーサンの瞳に一瞬の動揺が走ったが、すぐに周囲の客たちの声にかき消された。

「いい加減にしろ。シャンパンとレモネードで死ぬ奴がいるか?」

「そうだそうだ。シャーロットの昇進が妬ましくて、祝杯を挙げたくないだけだろう?」

イーサンは瞬時に冷徹な表情に戻ると、一歩横にずれ、彼の裾を掴んでいた私の手を無情にも振り払った。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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