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これからは、自分に花束を

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『これからは、自分に花束を』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約308字

時を遡った後藤菫(ごとう すみれ)が、まず最初にとった行動は、1000億円という途方もない金をはたいて、外界から完全に隔絶された島を買い取ることだった。

手続きを担当した職員は、驚きを隠せない様子だった。その島は全くの無名で、世間にはその存在すら知られていない上に、外界から完全に隔絶され、ナビにさえ載らない。まさに、この世界から完全に切り離されてしまうも同然の場所だったからだ。

「後藤さん、本当にこの島を購入されますか?もし島に住むとなると、外の世界と連絡を取るのは難しくなりますよ」

菫はうなずいた。その声には、どこか重荷を下ろしたような響きがあった。

「ええ、私が望んでいるのは、誰からも連絡がつかないことなんです」

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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