和紙文庫

日本語・韓国語・繁体字の小説を、文庫本のように少しずつ試し読み

≡

遅咲きの夢と、捨てた約束

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『遅咲きの夢と、捨てた約束』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

第1話から読む公式アプリで続きを読む

冒頭試し読み第1話より・約453字

なぜなら橘透也(たちばな とうや)は、東都第一の名門である橘家の唯一の後継者でありながら、確固たる子供を持たない主義の実践者だったからだ。

両親がどれほど説得しようと、どれほど死をもって脅そうと、妻の水瀬さくら(みなせ さくら)がどれほど誘惑しようと。

彼の答えは一貫して同じだった。俺は子供を持たない主義だ、子供は好きではない、子供を作ることはあり得ない、と。

結婚して四年、いつもと変わらないはずだったある日――

さくらが病院で勤務する時、偶然にも透也が見知らぬ女性の妊婦健診に付き添っているところに遭遇した。

超音波室を通りがかった時、彼女ははっきりと見た。透也が優しく相手を支え、顔には淡い笑みを浮かべ、右手を相手のまだ膨らんでいない腹部に添えているのを。

そして、超音波室の担当医師に緊張した様子で現在の妊娠状況を尋ねているのを。

さくらは震える手で同僚に電話をかけた。緊張で心臓が喉元まで飛び出しそうだった。

「さっき……来た人……名前は何?」

東都の名門の子息たちは皆、橘家が跡継ぎを絶やしたことを知っていた。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

□の付いた第1〜3話はこのサイトで読めます。鍵の付いた第4話からは公式アプリでの配信です。章をタップすると、アプリでの続きの読み方をご案内します。

  1. 第1話試し読み
  2. 第2話試し読み
  3. 第3話試し読み
  4. 第4話アプリで読む
  5. 第5話アプリで読む
  6. 第6話アプリで読む
  7. 第7話アプリで読む
  8. 第8話アプリで読む
  9. 第9話アプリで読む
  10. 第10話アプリで読む
  11. 第11話アプリで読む
  12. 第12話アプリで読む
  13. 第13話アプリで読む
  14. 第14話アプリで読む
  15. 第15話アプリで読む
  16. 第16話から先は公式アプリで読めます。章の一覧もアプリ内でご確認ください。

関連作品

よくある質問

『遅咲きの夢と、捨てた約束』は何話まで試し読みできますか?
当サイトでは第1話から第3話まで、全3話を試し読みできます。横書き・縦書きを切り替えて読めます。
第4話以降はどこで読めますか?
第4話からは公式アプリでお読みください。アプリをインストールしてアプリ用コード「R90595」を入力すると、この作品がそのまま開きます。
『遅咲きの夢と、捨てた約束』は日本語ですか?
はい。当サイトに掲載している作品情報と試し読みの3話は日本語版です。
試し読みは縦書きでも読めますか?
はい。章ページ右上の「設定」から縦書き・横書きを切り替えられます。文字サイズ、行間、明朝・ゴシック、背景の色(和紙・夜・目にやさしい)も選べ、設定はこの端末に保存されます。

当サイトに掲載しているのは、試し読みの章と作品情報だけです。作品の全文は公式アプリでお楽しみください。