
海霧に沈む斜月
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『海霧に沈む斜月』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約336字
嫁いでからの三年間で、谷口真央(たにぐち まお)は前川誠也(まえかわ せいや)の敵に六十八回も暗殺されかけた。
川に沈められそうになったり、放火されたり、ナイフで襲われたり……
それもすべて、誠也が都内の裏社会のトップにのぼり詰めるため、数えきれないほどの敵を作ってきたからだ。
そして彼らは真央こそ誠也の弱点だと信じ込み、容赦なく狙ってきた。
死の淵から這い戻る度に、誠也は真央を強く抱きしめ、目を赤く潤ませ、震える手で手話を打った。
【俺が無能だからだ。君を守り切れなくて】
そして、最後の襲撃が起こった。真央は敵に石油タンクの隣に縛られ、爆発に巻き込まれて瀕死の状態になった。
病院で目を覚ましたとき、奇跡的に聴力を取り戻しており、耳に飛び込んできたのは、誠也と仲間の会話だった。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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