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愛、雪のごとく消ゆ

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『愛、雪のごとく消ゆ』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約518字

学生の頃、川内白真(かわうち はくま)に恋をした。

大学入試の日、彼のために喧嘩して愚かにも足を怪我し、片足で歩くようになった。

彼は名門大学に進学し、私はろくに進路も考えず社会に出て働いた。

結婚の時、彼の家族は誰も私を認めてくれなかった。

ただ白真だけが、「一生君の面倒を見る」と断言してくれた。

その後、酒を一滴も飲めなかった彼が、酒に溺れるようになった。

酔った彼は私を抱きしめて、涙を流しながら言った。

「恩返しのつもりで、一生彼女を大切にできると思ってた。でもみんな、ぼくが足の悪い女を娶ったって笑うんだ」

「他の男たちは、パーティーに優雅で綺麗な女性を連れて行く。でもぼくは、恥ずかしい女を連れて行って、しかも彼女を愛してるふりをしなきゃいけない」

「でも、君がいてくれてよかったよ、千紘」

「ぼくの人生に君がいてくれて、本当によかった......」

その瞬間、私は完全に無防備な心を打ち抜かれ、ただぼう然とその場に立ち尽くしたまま、一晩中動けなかった。

一宮千紘(いちみや ちひろ)。

それは、彼の女性秘書の名前だった。

学生の頃、川内白真(かわうち はくま)に恋をした。

大学入試の日、彼のために喧嘩して愚かにも足を怪我し、片足で歩くようになった。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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