
娘の命が危ないのに、夫は幼馴染とサッカー観戦していました
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜2話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『娘の命が危ないのに、夫は幼馴染とサッカー観戦していました』は日本語の小説です。当サイトで第1〜2話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約402字
娘が急性アレルギーを起こしたとき、彼女を救えるのは専門医である夫だけだった。
緊急事態の中、私は夫に電話をかけたが、応答したのは彼の幼馴染だった。
「司(つかさ)は忙しいの。何もないなら電話しないで」
怒りより焦りが勝ち、私はただ必死に言った。
「すぐに司を病院に来させて!青(あお)が発作を起こしたの、彼がいないと助けられない!」
電話越しに聞こえるのは司の不機嫌そうな声だった。
「たかがサッカーの試合を観てるだけだ。娘の命を使って冗談を言うなよ。お前には失望した」
結局、娘は全身に赤い発疹を残したまま病院で息を引き取った。
涙を拭い、私は冷たい声で電話をかけ直した。
「離婚しましょう」
しかし、最初に耳にしたのは司と月悠(つくよ)の笑い声だった。しばらくして、彼はやっと応えた。
「離婚か。それでいい。ただし、娘は俺のものだ」
「大丈夫、もう少しだよ。パパがすぐに来るからね」
私は娘の手をしっかりと握りながら励ました。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み2話
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