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娘の作品が受賞、なのに署名はクラスメイト第2話

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その一言の後、グループチャットは静まり返った。

同じように批判された他の保護者たちも、私に賛同する声を上げることはなかった。

すると、永井先生からメッセージが届いた。

「作品の良し悪しは一目で分かります。後半のいくつかは、優秀作品と比べると完成度が低すぎます!

白石結奈さんのお母さん、私の指導に不満があるなら園長先生に直接相談してください。

グループの雰囲気を壊すのはやめてください!」

その自信満々の態度に、すぐに他の保護者たちが同調し始めた。

「下手なものは下手です。それ以外に何を言う必要があるんですか?」

「これがネットでよく見る『おせっかいな親』と言うやつですね。まさか現実で会うとは思いませんでした」

「幼稚園の先生も本当に大変ですね。こんな人にも対応しなければならないなんて」

彼らの無思考な反応に呆れながらも、私はさらに問い詰めた。

「永井先生、これは子ども宿題ですか?それとも親の宿題ですか?

もし親の宿題なら、次から直接親に課題を出してください。

子どもが一生懸命作った作品を理不尽に批判するのはやめていただけますか?」

その一言で、グループチャットは再びざわついだ。

今度は永井先生が返事をする前に、他の保護者たちが一斉に私を非難し始めた。

「自分の子どもに関心がないから、宿題がちゃんとできないのを先生のせいにしているんじゃないですか?」

「自分が手伝わないくせに、他の親が手伝うのも許さないなんて理不尽すぎます」

「子どもが批判されるのは、親としての責任でしょう?」

「他人の子どもが自分の子より上手いのがそんなに悔しんですか?」

「@永井先生、この保護者をグループから外してください。完全にトラブルメーカーですよ」

私は呆然としながらも、反論のメッセージを打ち込み始めた。

しかし、次の瞬間、「グループから削除されました」という通知が表示された。

娘が幼稚園に通い始めてから、こうしたことは初めてではなかった。

あの永井先生は成績の良くない子どもを写真に撮り、グループチャットで批判することをよくしていた。

それでも、そうしたやり方に疑問を感じる保護者はほとんどいなかった。

私は永井先生に個別メッセージを送り、直接話をしようとした。

すると、先に先生から長文のメッセージが届いた。

その中で、特に目を引いたのは次の一文だった。

「うちの幼稚園は市内で一番の幼稚園です。入園するために必死になる方も多く、それに見合った園児や保護者に対する要求があります。

他の保護者は誰も文句を言わないのに、なぜ白石さんにだけ問題があるのでしょうか?

うちの教育方針が合わないのであれば、転園していただいて結構です」

私は彼女のペースに乗るつもりはなく、直接核心に触れた。

「つまり、子どもの絵をゴミ箱に捨てた理由がそれだと言いたいんですね?」

すると、永井先生はこう答えた。

「結奈さんの絵は、正直言って平均点を下げるレベルでした。捨てる以外にどうすればいいんですか?展示でもするんですか?」

しかし、そのメッセージは送信されて数秒で取り消しされた。

その後、先生からの返信は途絶えた。

しかし、彼女は知らなかったのだ。

グループチャットでのやり取りから個別メッセージまで、私は全てを録画していたことを。

翌朝、娘は幼稚園に行くのを嫌がったため、私は欠席の連絡を入れた。

そして、直接幼稚園の園長先生に会いに行った。

永井先生が園長室に入ってきたとき、園長は私にお茶を出しながら謝罪していた。

私を見るなり、永井先生は事情を察したようで、眉をひそめて園長に視線を移した。

「お呼びですか?」

園長は厳しい表情で、テーブルに茶器を置いた。

「保護者の方からお話を伺うまで、あなたがこんなことをしているとは思いませんでした。

永井くん、普段はあなたを高く評価していましたが、今回の対応は大変残念です。

白石結奈さんのお母さんに、今すぐ謝罪しなさい!」

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