和紙文庫

日本語・韓国語・繁体字の小説を、文庫本のように少しずつ試し読み

≡

夏の盛りを待たずに

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『夏の盛りを待たずに』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

第1話から読む公式アプリで続きを読む

冒頭試し読み第1話より・約502字

京川一の御曹司・村瀬雅也(むらせまさや)は、白血病との五年間の闘いの末、ついに病を克服した。

周りの奴らは面白おかしく彼に尋ねた。

「村瀬さん、どうやったら詩織さんが五年もの間、命がけで骨髄を提供してくれるんだ?秘訣を教えてくれよ」

雅也はタバコを吸い込みながら言った。

「向こうから必死に飛び込んできたんだから、教えられないよ」

「そりゃそうか。所詮、都合のいい女だ。お前の憧れの人が海外から戻ったって知ったら、泣き喚いて離婚騒動を起こすだろう」

雅也は煙を吐き出し、軽蔑の笑みを浮かべた。

「ありえない。あんな都合のいい女は、村瀬夫人の座を手放すはずがない」

ドアの外では、村瀬詩織(むらせしおり)は泣きも騒ぎもしなかった。

彼女はただ、報告書に書かれた「余命七日」の文字をただ静かに見つめていた……

結婚五周年記念日、村瀬詩織(むらせしおり)の夫・村瀬雅也(むらせ まさや)は不倫をした。

翌日、夫の初恋相手・真鍋結月(まなべゆづき)は、小切手を詩織の顔に突きつけ、傲然と言い放った。

「20億よ。一週間以内に、村瀬夫人の座を譲ってちょうだい」

もし昔の詩織なら、小切手を相手の顔に投げ返していただろう。「ありえない!」と。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

□の付いた第1〜3話はこのサイトで読めます。鍵の付いた第4話からは公式アプリでの配信です。章をタップすると、アプリでの続きの読み方をご案内します。

  1. 第1話試し読み
  2. 第2話試し読み
  3. 第3話試し読み
  4. 第4話アプリで読む
  5. 第5話アプリで読む
  6. 第6話アプリで読む
  7. 第7話アプリで読む
  8. 第8話アプリで読む
  9. 第9話アプリで読む
  10. 第10話アプリで読む
  11. 第11話アプリで読む
  12. 第12話アプリで読む
  13. 第13話アプリで読む
  14. 第14話アプリで読む
  15. 第15話アプリで読む
  16. 第16話から先は公式アプリで読めます。章の一覧もアプリ内でご確認ください。

関連作品

よくある質問

『夏の盛りを待たずに』は何話まで試し読みできますか?
当サイトでは第1話から第3話まで、全3話を試し読みできます。横書き・縦書きを切り替えて読めます。
第4話以降はどこで読めますか?
第4話からは公式アプリでお読みください。アプリをインストールしてアプリ用コード「R67968」を入力すると、この作品がそのまま開きます。
『夏の盛りを待たずに』は日本語ですか?
はい。当サイトに掲載している作品情報と試し読みの3話は日本語版です。
試し読みは縦書きでも読めますか?
はい。章ページ右上の「設定」から縦書き・横書きを切り替えられます。文字サイズ、行間、明朝・ゴシック、背景の色(和紙・夜・目にやさしい)も選べ、設定はこの端末に保存されます。

当サイトに掲載しているのは、試し読みの章と作品情報だけです。作品の全文は公式アプリでお楽しみください。