
嘘の愛にさよなら
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『嘘の愛にさよなら』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約491字
江口城治(えぐち じょうじ)が破産した日、白血病と診断された。
私は迷わず留学のチャンスを放棄し、彼のために息子の江口直木(えぐち なおき)を産んだ。
そして、臍帯血を使い、彼の命を救った。
彼が目を覚ましたとき、涙を流してこう言った。
「思葉(ことは)、こんなに深く俺を愛してくれるなら、結婚してくれないか?」
結婚後、私は一日に三つのバイトを掛け持ちした。
家計を支えたり、直木の世話をしたり、城治の化学療法の費用を稼いだりした。
私はへとへとに疲れても、文句ひとつ言わなかった。
ある日、病室の前で、城治が友人に自慢しているのを聞いた。
「思葉は俺にぞっこんだ。
信じるか?俺が破産も病気もしていないと知ったとき、彼女が最初に思ったのは、俺が苦労していなくて良かったってことだ」
私は診断書を握りしめ、手がひどく震えた。
やっと、この結婚は最初から巧妙に仕組まれた詐欺だったのだと気づいた。
そして、私は彼に「教わった方法」で完璧に反撃することに決めた。
江口城治(えぐち じょうじ)が破産した日、白血病と診断された。
私は迷わず留学のチャンスを放棄し、彼のために息子の江口直木(えぐち なおき)を産んだ。
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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