2年間も付き合った彼氏に純粋無垢な女の子のほうが好きだと言われた第1話
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彼氏があの方面の能力が強いので、私たちは愛し合う度に新しい刺激を求める。
そんな時、彼はいつも私をこうなだめる。
「君が卒業したら、俺たちは結婚しようね」
私はその言葉を信じ込んだ。
だから早期卒業を目指し、一所懸命に単位を取る一方で、夜遅くまでテクニックを学び、彼の身体を満足させるために努力していた。
ところが、ある日、学習が遅くなり門限に間に合わず、バーにいる彼を探しに行ったら、偶然彼と彼の友人の会話を耳にした。
「時安さんの彼女って本当にふしだらな女か?」
「もちろん本当よ!時安さんが自ら調教したんだよ」
「じゃあ、谷川雅子(たにかわまさこ)は?」
時安は煙を吐き出しながら、優しい目をして言った。
「彼女は違う、彼女はとても純粋だ」
この瞬間から、私は彼を憎み始めた。
学校に戻ると、すぐに教授に電話をかけた。
「先生がおっしゃっていたその秘密のプロジェクトに、私も参加したいです」
これから、私の人生を国に捧げると決めた。
* * *
彼氏があの方面の能力が強いので、私たちは愛し合う度に新しい刺激を求める。
そんな時、彼はいつも私をこうなだめる。
「君が卒業したら、俺たちは結婚しようね」
私はその言葉を信じ込んだ。
だから早期卒業を目指し、一所懸命に単位を取る一方で、夜遅くまでテクニックを学び、彼の身体を満足させるために努力していた。
ところが、ある日、学習が遅くなり門限に間に合わず、バーにいる彼を探しに行ったら、偶然彼と彼の友人の会話を耳にした。
「時安さんの彼女って本当にふしだらな女か?」
「もちろん本当よ!時安さんが自ら調教したんだよ」
「じゃあ、谷川雅子(たにかわまさこ)は?」
時安は煙を吐き出しながら、優しい目をして言った。
「彼女は違う、彼女はとても純粋だ」
この瞬間から、私は彼を憎み始めた。
学校に戻ると、すぐに教授に電話をかけた——
「教授、この前おっしゃってくれた星火プロジェクトですが、私は参加したいです」
教授は少し驚いた様子聞いた。
「本当に決めたのか?星火プロジェクトに参加したら、少なくとも5年間も外部の人間と連絡できないぞ」
「前は卒業後は彼氏と結婚すると言って断ったじゃないか?」
鏡の前に立ち、体中に残されたいかがわしい痕跡を撫でながら、私は苦笑した。
「結婚なんてもうしないですわ。これからは国のために尽力したいです」
意志の固い私に対して教授はそれ以上説得せず、ただこう言ってくれた。
「秘密基地行きの車は三日後に出発する。それまでは、彼としっかり別れを告げておけ」
「だって、二人はすでに婚約を交わしたんだろう?」
私は「はい」と答え、指につけていた指輪を見つめると、涙が出そうとなった。
そうだった、私たちは婚約を交わした。
ぼんやりしていると、着信音が聞こえた、星野時安(ほしのときやす)からのメッセージだった。
【どうして返信してくれないんだ?すぐ俺のところに来て】
送られてきた場所は、まさにさっき行ってきたのバーだった。
急いで返事をすることなく、私はパソコンでプロジェクトへの申請書を丁寧にチェックした。
問題がないとちゃんと確認してから、そのバーに向かった。
「なんでこんなに遅かった?」
時安はソファにだらりと寄りかかり、私の遅れに不満を持っていた。
「タクシーが捕まらなくて、少し待ってた」
私は適当に理由をつけて、彼のそばに座ろうとしたが、彼に引き寄せられ、軽い口ぶりで言われた。
「そこは君の座る場所じゃない」
時安の言葉を聞いた皆が笑い出した。
「そうだよ、芽衣さんが座るべきところはそこじゃないよ」
一番最初に口を開いたのは時安の幼馴染で、彼は面白そうに言った。
「ソファではなく時安の膝の上に座ろうよ」
他の人たちもいかがわしそうな顔で言った。
「そうだ、そうだ、ほら、芽衣さん!ほかの女の子は、みんな俺たちの膝の上に座ってるんだよ」
私は目を上げて見ると、確かに彼の言った通りだった。
膝の上に薄着をした女の子を座らせた男が何人もいた。
私の眼ざしに気づき、男たちの動きはさらに大胆になり、室内では急に高くなったり低くなったりする息遣いが広がった。
時安の幼馴染は、膝の上に座った温かい体を揉みながら、私を暗に示唆した。
「芽衣さん、見るだけしないでよ、時安をちょっと楽しませてあげてよ」
私は何も言わないまま立ち続けた。気持ちはドン底まで沈んだ。
その女性たちを知っている。
キャバ嬢として有名な彼女たちと違い、私は時安の婚約者なのに。
少なくとも……名目上は。
婚約指輪を撫でながら、何も言わなかった時安に視線を投げかけた。
彼が何かを言ってくれるのを待っていた。
だが、私を見ようともしなかった時安はお酒のグラスをじっと見つめて、周りの人々の皮肉たっぷりな言葉にまるで気づいていないようだった。
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