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風と共に過ぎ去った思い出

言語日本語
試し読み第1〜3話(当サイト)
掲載日
読み方横書き・縦書きを切り替え可

『風と共に過ぎ去った思い出』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。

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冒頭試し読み第1話より・約357字

結婚三周年の記念日に、葉山桐子(はやま きりこ)はまだ生まれていない我が子を失った。

「桐子!大丈夫なの?」

白衣を着た親友の白野美苗(しらの みなえ)が慌ただしくドアを押し開け、心配そうに声をかけた。

「信之が浮気したの」

桐子の表情は暗く沈んでいる。

三年前、彼女が小山信之(こやま のぶゆき)と婚姻届を提出したあの日。

桐子は信之に言った。「もし浮気したら、あなたのもとを永遠に去る」

そのとき信之は神に誓うように言い切った。

「浮気なんて絶対しないよ。もししたら、社会的に抹殺されても構わない。それでもお前に合わせる顔がなくなるくらいの覚悟はあるから」

だが昨日、桐子はようやく知ったのだ。

信之が自分に隠れて、佐伯遥(さえき はるか)と半年以上も一緒に暮らしていることを。遥は、彼女と同じようにすでに二か月の身ごもりだった。

※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む

目次試し読み3話

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