
過去は風に溶けていく
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『過去は風に溶けていく』は日本語の小説です。当サイトで第1話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約485字
結婚して5年目、私・周防偲(すおう しのぶ)は周防明央(すおう あけお)とまたしても激しい口論になった。
腹を立てて家を飛び出した帰り道、私は交通事故に遭った。
一命を取り留めてから、私はもう四六時中、彼の行動を確認することはなくなった。
柳井汐梨(やない しおり)と縁を切るよう、彼に迫ることもしなくなった。
それどころか、自分から家を出ていった。
ところが、明央はそれまでとは打って変わった。
自分から行き先を報告してくるようになった。
私のために一番腕のいい医師を探して予約を取り、診察やリハビリにも付き添った。
しかも一日三食、自ら料理を作ってくれた。
さらには、私が育てていた花や植物の世話まで、彼自らするようになった。
ベランダでしゃがみ込み、花の世話をする彼の姿を見た親友の浅野夏美(あさの なつみ)が、感慨深げに言った。
「今の彼って、あなた以上にあなたの花を気にかけてるじゃない。
やっと昔に戻れたんだね」
私は笑みを浮かべ、軽く相槌を打った。
翌日、明央は買ったばかりの肥料を嬉しそうに抱えて帰ってきた。
「わざわざ農業研究機関から取り寄せたんだ。
これからは、もっと元気に育つよ」
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み1話
□の付いた第1〜1話はこのサイトで読めます。鍵の付いた第2話からは公式アプリでの配信です。章をタップすると、アプリでの続きの読み方をご案内します。
- 第1話試し読み
- 第2話アプリで読む
- 第3話アプリで読む
- 第4話アプリで読む
- 第5話アプリで読む
- 第6話アプリで読む
- 第7話アプリで読む
- 第8話アプリで読む
- 第9話アプリで読む
- 第10話アプリで読む
- 第11話アプリで読む
- 第12話アプリで読む
- 第13話アプリで読む
- 第14話から先は公式アプリで読めます。章の一覧もアプリ内でご確認ください。
関連作品
よくある質問
- 『過去は風に溶けていく』は何話まで試し読みできますか?
- 当サイトでは第1話から第1話まで、全1話を試し読みできます。横書き・縦書きを切り替えて読めます。
- 第2話以降はどこで読めますか?
- 第2話からは公式アプリでお読みください。アプリをインストールしてアプリ用コード「S96099」を入力すると、この作品がそのまま開きます。
- 『過去は風に溶けていく』は日本語ですか?
- はい。当サイトに掲載している作品情報と試し読みの1話は日本語版です。
- 試し読みは縦書きでも読めますか?
- はい。章ページ右上の「設定」から縦書き・横書きを切り替えられます。文字サイズ、行間、明朝・ゴシック、背景の色(和紙・夜・目にやさしい)も選べ、設定はこの端末に保存されます。
当サイトに掲載しているのは、試し読みの章と作品情報だけです。作品の全文は公式アプリでお楽しみください。







