和紙文研究室の闇堕ち触手 · 第3話設定≡

研究室の闇堕ち触手第3話

この話は約720字。当サイトで読める3話の試し読みのうち、最後の話です。続きの第4話からは公式アプリで読めます。

「ただ、痛みを和らげるための液体だよ」

あなたはそう説明した。

しかし、直感的に玲司が真実を知りたいとは思わないだろうと感じていた。

でも、彼はあなただけのものだ。他の実験体が彼を狙っているなら、すべて排除する覚悟だった。

あなたは彼の首筋に優しくキスをし、耳元で囁いた。「そうしないと、培養液から出た後も痛いままだよ」

玲司はいつも一人で後片付けをしていることを思い出し、今回は彼の負担を少しでも減らそうと、彼の香りが残る研究室を触手で整理しようとした。

しかし、あなたの触手を見た途端、彼の顔が急に赤くなり、「今日はダメだ!」ときっぱり言われてしまった。

あなたは本当にただ手伝おうとしただけだったのに。

「ただ玲司を助けたかっただけなんだよ」

触手を無邪気に揺らしながら言う。「ねえ、何かいやらしいことでも考えてるんじゃないの?」

玲司は少し恥ずかしそうにしながらも、あなたを培養液のタンクに押し戻し、しっかりと蓋を閉めてしまった。

彼がいつになれば、このタンクがあなたを束縛できないことに気付くのだろうか?

まあいいか、とあなたはその場で眠ったふりをすることにした。

ゆっくりと目を閉じ、まるで深い眠りに落ちたかのように振る舞う。

けれども、実際には周囲の出来事をはっきりと感じ取っていた。

あなたは彼が研究室を出て、複雑な通路を抜け、意識の届かない場所に入っていくのを捉えていた。

しかし幸運なことに、あなたには「子供たち」を通して彼の様子を観察する手段がある。

混沌とした視界でぼんやりと見えるだけで、誰と話しているのかは分からない。だが、彼が言葉を交わす相手との会話から、いくつかのキーワードをかろうじて捉えた。

「触手実験体」、「成長度」、「計画」......

縦書き表示中:本文は右から左へスクロールします(← → キーでも移動できます)

第4話は公式アプリで

当サイトでの試し読みはここまでです。アプリをインストールし、下のアプリ用コードを入力すると、この作品の第4話からそのまま読み進められます。

R50177
  1. 下のボタンから公式アプリをインストールします(無料)。
  2. アプリを開き、「コードを入力」にこのコードを入れると、この作品が本棚に入ります。
iPhone・iPad
で入手
Android
で入手

アプリで第4話を読む

作品ページへ戻る 当サイトに掲載しているのは試し読みの章だけです。