研究室の闇堕ち触手第3話
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「ただ、痛みを和らげるための液体だよ」
あなたはそう説明した。
しかし、直感的に玲司が真実を知りたいとは思わないだろうと感じていた。
でも、彼はあなただけのものだ。他の実験体が彼を狙っているなら、すべて排除する覚悟だった。
あなたは彼の首筋に優しくキスをし、耳元で囁いた。「そうしないと、培養液から出た後も痛いままだよ」
玲司はいつも一人で後片付けをしていることを思い出し、今回は彼の負担を少しでも減らそうと、彼の香りが残る研究室を触手で整理しようとした。
しかし、あなたの触手を見た途端、彼の顔が急に赤くなり、「今日はダメだ!」ときっぱり言われてしまった。
あなたは本当にただ手伝おうとしただけだったのに。
「ただ玲司を助けたかっただけなんだよ」
触手を無邪気に揺らしながら言う。「ねえ、何かいやらしいことでも考えてるんじゃないの?」
玲司は少し恥ずかしそうにしながらも、あなたを培養液のタンクに押し戻し、しっかりと蓋を閉めてしまった。
彼がいつになれば、このタンクがあなたを束縛できないことに気付くのだろうか?
まあいいか、とあなたはその場で眠ったふりをすることにした。
ゆっくりと目を閉じ、まるで深い眠りに落ちたかのように振る舞う。
けれども、実際には周囲の出来事をはっきりと感じ取っていた。
あなたは彼が研究室を出て、複雑な通路を抜け、意識の届かない場所に入っていくのを捉えていた。
しかし幸運なことに、あなたには「子供たち」を通して彼の様子を観察する手段がある。
混沌とした視界でぼんやりと見えるだけで、誰と話しているのかは分からない。だが、彼が言葉を交わす相手との会話から、いくつかのキーワードをかろうじて捉えた。
「触手実験体」、「成長度」、「計画」......
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