「女の村」に連れ去られた男たち第3話
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彼の実家からも急かされているようで、五十歳を過ぎた独身男が私を気に入って、六十万円がすでに王子様のカードに振り込まれているという。「到着したら、さらに一百万円を渡す」と言っているそうだ。
はあ?男ってほんとにケチだな、一百六十万円で人を買うなんて。
私の高橋おばさんとは違う、彼女はお金持ちで、手を出す時は二百万円からだ。
とはいえ、山登りはいいね。
私は王子様に聞いた。「あなたも山登りが好きなの?」
王子様はとても興奮して答えた。「好き好き!山登りが一番好きだよ、毎年の夏休みにいくつか山に登るんだ。」
「偶然だね、私も好きよ、毎年の夏休みにいくつか登るの。ほら、これ、私がこれから登る山だよ。一緒に行かない?」
私は写真を送って、熱心に誘った。彼の計画をうまく遮ってやる。
王子様はまだ諦めきれない様子で、数枚の写真を送ってきて、これを登りたいと言った。
でも、私は騙されない。彼が計画しているのは山登りなんかじゃなく、私を騙してあの独身男に売ることだとわかっている。
「ダメよ、もう計画を立ててしまったから。こうしよう、先に私に付き合って、それからあなたも一緒に行けばいいじゃない?」
これが私の最大の譲歩だ。どうせ「女の村」に着けば、高橋おばさんには男をどうにかする手段がある。
携帯の向こうで王子様が葛藤している様子が伝わってきた。数分間、入力中の表示が続き、ようやく「よし、それで決まりだな」と送ってきた。
もちろん、そうなったら大成功!
私は嬉しくて興奮しながら、鼻歌を歌いながら高橋おばさんにオーケーの絵文字を送って、「三日後、清めた男があなたの家に届くよ」と伝えた。
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