
凍てつく愛、消えゆく運命
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 試し読み | 第1〜3話(当サイト) |
| 掲載日 | |
| 読み方 | 横書き・縦書きを切り替え可 |
『凍てつく愛、消えゆく運命』は日本語の小説です。当サイトで第1〜3話を試し読みできます。
冒頭試し読み第1話より・約488字
私は相川岳の初恋、ひなたに冷たい水風呂をさせたせいで、岳に冷凍庫に閉じ込められ、鍵をかけられてしまった。
「ひなたが風邪をひいたんだ。だからお前も一緒に苦しんでもらう!」
必死に冷凍庫の扉を引っかいて助けを求めたが、見えるのは黒川ひなたが口を動かしているだけ。
「岳が私を心配してるから、お姉さんのためにお願いするのは無理ね。今回はお姉さんが我慢してね」
冷凍庫の温度は彼女により最低に設定され、防塵袋が私の最後の視界を遮断した。
岳がデートから帰ってきた後、彼は気前よくこう言った。
「今回は見逃してやる。次にひなたに逆らったらどうなるか覚えておけ」
もう逆らえない。私はすでに巨大な氷塊と化し、触れれば粉々に砕け散ってしまうだろうから。
死んでから十二日目、相川岳はついに黒川ひなたを連れて家に戻ってきた。
聞くところによると、彼らは南極へオーロラを見に行ったらしい。思い立ったらすぐに出発するなんて、とてもロマンチックだ。
ひなたは身を縮めていて、まだ南極の寒さから回復していないようだ。
岳は責めるように言った。「君はもともと体が弱いのに、無理して南極に行くなんて。心配でたまらなかったよ」
※作品紹介ではなく、第1話の書き出しをそのまま掲載しています。第1話の続きを読む
目次試し読み3話
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